新紙幣、来年7月発行でピン札が不足⁉

新紙幣・改刷対応

新紙幣、来年7月発行へ 1万円は渋沢栄一デザイン

財務省と日銀は1万円札などの新紙幣を2024年7月にも発行する方向で調整していることが24日、分かった。新1万円札は日本の資本主義の父とされる実業家、渋沢栄一が表面の肖像画となる。紙幣デザインの刷新は04年以来約20年ぶり。近く発表する。

 新5千円札は女性の地位向上に尽力した教育家の津田梅子、新千円札は破傷風の治療法を開発した微生物学者の北里柴三郎をそれぞれ描く。裏面も変更され、1万円札に東京駅の建物、5千円札に藤の花、千円札に葛飾北斎の富嶽三十六景を採用。肖像の3D画像が回転したように見えるホログラムの偽造防止技術を導入する。

 紙幣は日銀が発行し、製造は国立印刷局が担う。新紙幣はすでに量産している。

msn/共同通信

現紙幣「ピン札」じわり不足 新紙幣移行で製造終了、披露宴やお釣り…影響拡大も

西日本新聞「あなたの特命取材班」に、金融機関の関係者から紙幣の新券(ピン札)についての投稿がありました。2024年度上期に新デザインの紙幣発行が始まるのに伴い、現在の紙幣の製造は22年度に既に終了。取材すると、金融機関の窓口やホテルで、じわりピン札不足が広がっていました。みなさんの地域ではどうでしょうか。(中略)

現行紙幣の製造は22年9月までに終わり、さらに22年度に造られた約30億枚の紙幣の半分は新紙幣でした。新紙幣の発行がスタートするまでの〝空白期間〟は1年半以上。例年実績からすると、ピン札は日銀を離れ、既に金融機関に移っているはずですが、それについて日銀は「既に割り当てを決めている。交換まで終了しているかは、その金融機関次第だ」と説明するにとどまります。(中略)

ある店舗では「こちらに入ってくる新札の量が減り、今後は交換に制限を設けることがあるかもしれません」という説明。別の店舗では既に、新券への両替を制限することを知らせる紙が張られていました。(中略)

宴会場を備える福岡市内のあるホテルによると、これまではピン札への交換に応じてきたものの、今後の不足を見据えて「やむを得ない場合を除いて極力受け付けないよう内部で通知を出した」(担当者)といいます。ピン札不足の影響は、今後も広がる可能性があります。

Yahoo Japan news

どうも「BOSS」です。
新紙幣の発行まで約1年となりました。識別機メーカーや紙幣機器メーカーも既に改刷改造の対応を開始しています。直近の新500円硬貨の改鋳対応では、現状未対応機器が残っていますが、さほど大きな混乱には至っていないようです。しかし、いくらキャッシュレス対応が飛躍的に拡がっているとはいえ、新紙幣となると今から「ピン札不足」などの影響が危惧されるほどですので、来年の7月以降は改刷の未対応機器では乗り切ることは不可能です。
自店舗でのユニット、両替機、紙幣整理機、紙幣計数機など新札に対しての改刷改造の各メーカーでの対応可否や時期、納期などの確認はお済でしょうか?
弊社においても対応可能な機器についてはすでに受付を開始しております。お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

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