グローリー紙幣整理機（UW-100JP）の修理について　　　　　　　　　　～グローリーナスカ株式会社保守終了後の対応～

【2021/7/28更新】

グローリー修理が売りの「BOSS」です。

今回は紙幣整理機（UW-100JP）の修理についてです。

この紙幣整理機（UW-100JP）は、「グローリーナスカ株式会社」の前身「グローリーリンクス株式会社」から2000年に販売開始されました。以来、金融機関に支持されパチンコ店にも導入実績が多く、未だ現役として利用され続けています。

主な仕様として混合の４金種を「自動選別、計数、整理、不良札検知」の作業を簡単操作でかつ短時間に同時処理する機能が搭載されています。計数速度は1秒間に10枚以上、３カ所の金種別スタッカーごとに約500枚を収納し各金種の枚数表示と上部には合計金額も表示されます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

パチンコ店では閉店後に現金紙幣を回収、金種別に整理、集計した後、準備金を速やかに正確に作成する必要があります。これらの入金整理業務の省力化を実現させた機器として紙幣整理機はパチンコ店に欠かせない装置となっています。

とはいえグローリーナスカ株式会社としては当然、機能性を向上した後継機への移行もあり、　　　2019年に（UW-100JP）の修理サポートを終了しており、現行機UW-F4JPを買換促進しています。

しかし、現状におけるパチンコ店はコロナ禍による稼働低下や旧規則機の撤去などの負担が大きく周辺装置への予算は限られています。さらに以下の要因を背景として現状での買換えには慎重にならざるを得ない状況となっています。

2024年予定の紙幣改刷改造が控えている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→今後3年間は型落ちでも同等の処理速度と機能性を持つ（UW-100JP）の修理でしのぎたい。
現行機に入れ替えても改刷費用がかかる事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→新規製品を購入するならば改刷時のタイミングにしたい。

弊社ではこのような状況を鑑み紙幣整理機（UW-100JP）の修理体制を整え対応してまいります。　　2024年の紙幣改刷改造時まで継続してのご使用を実現するために以下の対応で修理サポートさせていただく方針です。