*本格的な「CZ」チャンスゾーン搭載でパチンコはパチスロみたいになるかも!? – PiDEA Xより引用
LT3.0プラス記者発表会開催
4月8日、日本遊技機工業組合(日工組)は、令和7年7月7日から導入が開始となる「LT(ラッキートリガー)3.0プラス」記者発表会を開催した。
●「LT3.0」とは?
・LTによる獲得出玉が占める割合が変更
LTによる獲得出玉が占める割合が全体の2/3以下だったのに対してLT3.0では、全体の4/5以下になった。・初当りを含む獲得出玉の期待値について
初当りを含む獲得出玉の期待値が3,200個未満から6,400個未満に変更となっているが、これは獲得する出玉が増えるよという話ではなく、従来のLT機は、初当たりごとの総平均出玉が3,200個未満であったことから「ライトミドル」が中心となっていた。実際に「図柄揃い確率1/399」のLT機の多くは、それとは別に「図柄揃いしない大当り」(俗に言うチャージ当たり)が存在しており、それも含めると実際には大当たり確率が1/200程度になっているのはそのため。
今回のe機に限り初当りを含む獲得出玉期待値を6,400個未満にすると、大当り確率1/349相当の機種までは、チャージ当りを搭載しなくても良い、というか不要になる。●「プラス」とは!?
LT3.0についていた「プラス」の部分として、今回明かされたのは「時短の性能仕様変更」だ。こちらはスマパチ(e機)だけでなく、P機も対象となっており、変更された内容は以下の通りとなっている。実際に想定されるゲーム性の例は以下のようになる。
一つ目が複数の「CZ」が生まれる可能性。これまでも「CZ」的な機能を持った機種(eキョンシー)のような台はあったが、今回の「プラス」によって、CZの上位版(超高確率)のような形で、通常時の状態を複数作れるようになる。上記図のように、どの状態で当たったかによって、RUSH突入の割合が変化する。というようなゲーム性が作れるようになった。
滞在している状態によって、RUSHに突入する割合を変更できるだけでなく、上記のように、滞在状態によって、継続率の割合変更(RUSH回数の変更)も可能になるため、高確率状態で当たった場合は高継続のRUSHに期待できるといったゲーム性も作れるようになる。
これまでは、下位ラッシュと上位ラッシュ(LTを含む)のような形は実現できていたが、上記の図のように、複数の継続率を持ち、それを徐々にアップさせていくようなゲーム性を作ることも可能となる。
どうも「BOSS」です。
パチンコの出玉システムとして令和6年3月に導入開始した「LT(ラッキートリガー)」は、令和6年7月にはLT突入率が緩和された「LT 2.0」となりました。
そしてさらに初当りの期待出玉が最大6400個未満、LT中は最大9600個未満まで許容され、時短仕様も緩和された「LT(ラッキートリガー)3.0プラス」が、7月7日より導入開始となります。
パチンコ業界は射幸性が上がることによってパチンコ復権を期待するところがあるようですが、過去にも同様に射幸性が上がることで規制強化されています。初期投資が高くなることでのさらなるマニア化が危惧されるところもあります。
この新システムによりパチンコ参加率を高めることを目標としているのか、それともメーカー、ホール側の償却率を高めることを目標としているのでしょうか。
・「LT(ラッキートリガー)3.0プラス」搭載機種
e東京リベンジャーズ GFEC 【LT】(銀座)
eフィーバー炎炎ノ消防隊2 【シンラLT】(ジェイビー)
eフィーバー炎炎ノ消防隊2 MS 【紅丸LT】(ジェイビー)
e犬夜叉 LTM-TS(ディ・ライト)
eとある魔術の禁書目録 一方通行 BIG JKZ 【LT】(JFJ)
e冒険島 EHLC2(三洋物産)
※関連記事:パチンコ新システム「LT 3.0+」導入で“激荒スペック台”が急増?規制の緩和は“ファン離れ”を加速させないのか(週刊SPA!) – Yahoo!ニュース
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