出玉「コンプリート機能」搭載への規則改正/(スマパチ/スマスロ)続報ー⑦

統計・コラム

どうも「BOSS」です。

「スマパチ/スマスロ」に関する過去の記事でも「スマパチ」、「スマスロ」ともに1日当りの出玉にリミット機能を搭載することはほぼ確定的な状況となっていることをお伝えしましたが、今回この機能についての規則改正となります。

警察庁保安課は3月30日、遊技機規則の技術上の規格解釈基準を改正し、同日付けで施行することを通知しました。

(以下抜粋)
遊技中に遊技を停止することを可能とする性能であって、あらかじめ定められた遊技を停止させる条件に達する前に、その条件に達するまでの定量的な変化を遊技者の遊技の公正を害さないように報知する措置が講じられているものは、本規定(遊技の公正を害する調整を行うことが出来ない事)に抵触しない。

上記の通り、遊技者にあらかじめ報知する仕様であれば「規定出玉到達で遊技の強制終了を可能」とする方向性であり、いわゆる「コンプリート機能」に該当するものと考えられます。
この規則改正の通知では詳細な内容は説明されていませんが、すでに漏れ聞こえてきている内容ではスマパチのリミット機能は1日のMY(最大差玉)95000玉(×4円=38万円スマスロは同様に19000枚(×20円=38万円)となり、射幸性が抑えられるという意味合いになるようです。

これ以外には、パチンコの「遊タイム」の作動契機が浅くなります。旧基準では1/MLの2.5倍以上3.0倍以下の回数に限る。」という部分が1/MLの1.5倍以上3.0倍以下の回数に限る。」に変更されています。

「スマパチ/スマスロ」の導入に向けて、いよいよ本格的に動きが見えてきましたが向かう方向性で誰にメリットがあり、業界にとって社会にとってより良い内容になっているのでしょうか?

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