スマスロは11月、スマパチは来年1月納品を目標/(スマパチ/スマスロ)続報ー⑥

統計・コラム

どうも「BOSS」です。

3月22日に日工組、商標『スマパチ / スマスロ』を出願の記事を投稿したばかりですが、日工組と日電協は3月24日、連名で「新6号機・スマート遊技機の見通しについて」と題したプレスリリースでパチスロ6.5号機およびスマート遊技機のリリース時期に関する見通しについて、業界団体ならびに業界プレス関係者に通知し、各業界サイトで一斉に報じられました。

GreenBelt Web *情報島 *遊技日本 *遊技通信 *アミューズメント・ジャパンWeb

それぞれのリリース時期の見通しと納品時期については以下の通りです。

  • パチスロ6.5号機:今年5月末頃
  • スマートパチスロ:今年11月
  • スマートパチンコ:来年1月頃

6.5号機は、2,400枚規制の枚数上限を「MY」から「差枚数」に変更し、有利区間も3,000Gから4,000とした仕様が特徴となり、スマスロは有利区間終了条件は6.5号機と同様で、有利区間のゲーム数の規制は撤廃されます。

スマパチは「ゲーム性を拡大した仕様となる予定」とされていますが、具体的な内容は発表されていません。おそらく時短の発動基準の変更や大当り確率の緩和などが含まれると予想されます。

当初からリリース時期の予定が再三変更され、最終的にスマパチ・スマスロともに今年の夏頃の予定がスマスロは電子部品の調達の遅れ、スマパチは同様の原因での専用ユニットの調達が遅れたことが原因としています。

リリース時期の遅れの原因は結果的にはそうなのかもしれませんが、日電協のスマスロでの開発はメーカー間の情報共有がなされていてスマパチより先行しており、日工組のスマパチ開発での途中経過で漏れ聞こえてきたのは、遊技機メーカー間の仕様や情報が共有化されないことや周辺設備メーカーとの調整不足などがそもそもの原因のひとつのように思われます。

パチスロの遊技性の向上を目的として、「低ベース化」「有利区間ランプの廃止」、「2400枚規制の緩和」、「有利区間のゲーム数緩和」などの自主規制の見直しが認められましたが、根幹にある「出玉規制」、「保通協での試験内容」は変更されることはなく、その上にスマパチ・スマスロともに1日の出玉リミット機能の搭載は決定されていますので遊技客側も過大な期待はしていないようなコメントが多数見受けられます。

いずれにしても、業績不振による閉店・休業が後を絶たない状況下で、この先業績が上向く可能性はあるかもしれませんが、ホール側はさらなる設備投資がプラスされるのは間違いないところです。筐体や枠部品の共有化などによる遊技機コストの縮小化や投資に見合う性能を搭載できるように遊技機メーカーのさらなる開発と警察側との規制緩和の交渉を期待したいところです。

    コメント

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