業界内外に表面化、パチンコ業界の化石化体質

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どうも「BOSS」です。

パチンコ業界が斜陽産業と言われ、一般のニュースサイトでもパチンコ業界の衰退を伝える内容がほとんどです。
ここに取り上げた閉店ラッシュのニュースも明白に顕在化している負のサイクルを業界が自浄化できない体質を浮き彫りにしています。
中国人観光客のパチンコツアーは短絡的で限定的なアイデアで業界全体が取り組んで問題解決はできないのは明らかですが、「マカオのカジノに春節(旧正月)の連休中に訪れた旅行者数は過去最高となったが、観光客が出費を抑えた」というニュースもあり中国の景気後退を象徴する一端として解釈できます。

業界内の人間が評論家のように実情を語るばかりで遊技機メーカーの売り手市場に対してあきらめてしまっており、遊技機メーカーも遊技客を置き去りにしたような「ラッキートリガー」の販売キャンペーンをするだけです。
本質的な問題は業界内外で明らかでありながら、警察の顔色をうかがいつつ、目先でごまかしながら射幸性を上げる施策を繰り返すばかりの遊技機メーカーには期待できない状況であることが改めて認識されるばかりです。

パチンコ店の“大量閉店ラッシュ”が止まらないワケ。ホール関係者が語る「絶望的な未来」※記事から抜粋

関東地方で十数店舗展開する大手チェーンの営業統括部長のA氏「パチスロは中間設定を使えば薄利営業もできますが、パチンコでそれと同じくらいの調整にすると、やっぱり見た目でわかるからプロに狙われ、技術介入を使って抜かれちゃう。お店としてトータルで赤字にするわけにはいかないので、メイン機種以外は甘くできないのが現状ですね」

「ホールデータのひとつに、1時間あたりの利益率、『時粗(じあら)』というものがあるんですが、一昔前のパチンコは1台600円前後だったんです。それが今は1400円になっています。もちろん、昔と比べて営業形態や機種が荒くなっているという点もありますが、それにしても上がり過ぎですよね。もはや薄利多売営業とは真逆の状態です」

「パチンコの利益が上がっていても、それ以上に機械代が上がっているんですよ。昔は一台20万円くらいだったのが今は60万円ですよ。甘デジのリユースだって、昔は10万円だったのが30万円。利益が2倍になったとはいえ機械代が3倍になっているから、そりゃ資金力のないホールは閉店しますよ」

「今のパチンコは、初心者が始めやすい入門機的な機種がないですよね。自分がパチンコを始めた時代は、羽根モノがメインで500円、1000円で十分遊べました。そこからハマっていってデジパチ、権利モノ、一発台を打つ立派なヘビーユーザーへと成長したわけですが(笑)、今は最低でも3万円くらいは持って行かないと遊べない。初心者にとって『3万円の遊び』って相当ハードルが高くないですか? きっと、ホテルに泊まってご飯を食べるのと同じくらいの感覚じゃないですかね」

新機能「ラッキートリガー」を搭載した機種が間もなく登場するが、近々再び内規が改正されるという噂も耳にするパチンコ。

ホールが薄利営業できれば、新規ユーザーも入りやすく既存のファンも今より長く遊べるようになる。そのために、まずは高騰し続ける機械代、高すぎる射幸性に待ったをかける必要があるのではないだろうか。

パチンコ店の“大量閉店ラッシュ”が止まらないワケ。ホール関係者が語る「絶望的な未来」 | 日刊SPA! (nikkan-spa.jp)

パチンコが中国人観客に大人気でツアー会社まで登場! 「訪日するたびに、まっすぐにパチンコ屋へ」※記事から抜粋

「インバウンド需要です。外国人の日本観光といえば京都や富士山などが定番ですが、街を歩けば目に入るのがパチンコホール。知り合いの中国人は、訪日中にコロナ禍で足止めを食らったときに、することがなく初めてパチンコをやってみたら大ハマり。最近は、訪日するたび、まっすぐパチンコ屋です」

最近は中国の旅行社が中国人向けのパチンコツアーを組んでいるケースもあります

パチンコが中国人観客に大人気でツアー会社まで登場! 「訪日するたびに、まっすぐにパチンコ屋へ」(全文) | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)

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