「スマート遊技機フォーラム」開催、「スマスロ特設ページ」を公開/(スマパチ/スマスロ)続報-⑩

統計・コラム

7月19日、日本遊技機工業組合、日本電動式遊技機工業協同組合、一般社会法人プリペイドシステム協会(PSA)、一般社団法人電子認証システム協議会(認証協)の主催4団体によって「スマート遊技機フォーラム」が開催されました。

スマートパチンコの新たな情報としては、確率の上限について1/350であることが明言され、C時短を搭載した新機能により新たなゲーム性が期待され開発の自由度に大きく関わってくると日工組の盧昇副理事長によって説明されました。スマートパチスロについては新情報はなく、既報の4000G上限の6.5号機から有利区間G数なしのスマートパチスロになることで、ゲーム性に幅が出ることが強調されました。

専用ユニット(サンド)については、スマートパチンコ・スマートパチスロで共有が可能で基本幅は40mmの左設置タイプとし、幅100mmの右設置タイプのユニットも用意されているとのことです。
現行CRユニットや幅100mmのメダル貸機を改造して使用できる機種の詳細については各設備メーカーに確認する必要があります。

同日に日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)および回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)が運営するパチスロ情報総合サイト「パチスロサミットONLINE」は、新コンテンツとして「スマスロ特設サイト」を公開しました。

ここではスマスロの仕組みや遊び方のほか、メーカー各社が開発中の筐体イメージが公開されており、遊技メダル数表示装置など、進化した筐体の一部を確認することができます。

またコラム「遂に情報公開! スマートパチスロ(スマスロ)って何?」では詳細に「スマスロ」について解説されています。

どうも「BOSS」です。
ホール関係者に向けての「スマート遊技機フォーラム」が開催され、同時に「スマスロ特設サイト」において「スマスロ」や「カードユニット」について、ようやく具体的なカタチが示されました。
そもそも「スマート遊技機」はメーカー、販売業者、ホール、遊技客それぞれにおいての流通、設置状況、遊技状態を透明化することで不正防止と健全化を目的としています。
メーカー側はこれに乗じて現行機とのスペックの差異を設けて射幸性を上げる方向に仕向けていることが明らかに見られます。
過去のパチンコ遊技機のCR機導入、パチスロ遊技機の4号機、5号機においてメーカー側が型式試験で規制の穴を潜り抜けるようなスペック、機能を搭載しては社会問題となり規制強化されるという歴史を繰り返さないようにメーカー団体、警察庁、ホールで協力して、これからの遊技機、パチンコ業界のあるべき姿を具体化して、ジリ貧である危機的状況を回避して行ってほしいと思います。

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